事例紹介「茶園用作業機械の無人自動走行作業システム」

鹿児島県では,株式会社日本計器鹿児島製作所及び松元機工株式会社を中心としたグループにより,茶園用作業機械の「無人自動走行作業システム」の研究開発が行われています。
 

平成28年9月23日には特許も取得されました(特許第6007440号)。
 

このシステムは,鹿児島県内の茶の栽植方式(うね幅180cm)とクローラー型管理機の走行特性(最小幅での自転)を生かし,方位や超音波等のセンサー類の情報で駆動装置を制御する自動走行システムとなっています。
 

また,無人化技術の多くはGPS(全地球測位システム)を活用していますが,ミリ単位の精度で管理を行う茶業経営では誤差が大きく不適でした。そのため,開発チームは,茶園の植栽規格と特有の樹形に着目し,それらをセンサーやカメラ等で感知して作動するシステムを開発しました。GPSを用いないため,低コストで現場に供給することが可能です。
 

世界的に茶の生産面積が拡大しており,国際的な競争力を高めるためには,大幅な省力化と生産コスト削減が必要です。

今後の鹿児島県の茶業発展に大きく寄与することが期待されています。

 

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